日本だけでなく世界各国にはさまざまな米種があり、それぞれの米種によりおいしい炊き方、食べ方があります。
おいしくごはんを炊き上げること、おいしくごはんを食べること。私たちは米飯の普及にとってそのことが一番大切であると考えています。
私たち「日本米飯管理士協会」は、「米飯管理士」という米飯に関する教育・啓蒙活動を担う人材育成に取組み、資格普及に取組んでいきます。
私たち「日本米飯管理士協会」は、米食の普及・促進を行うことによって、米作地域の水耕地を活性化し、日本固有の里山環境を保全し、耕作地の放置による荒廃を防ぐことにより、土地の保水力の低下、気温の上昇を抑制します。
水田地には独自の生態系が形づくられ、水田や農水路にすむ、さまざまな昆虫、魚類、両生類、鳥類などが豊かなライフサイクルを営んでいます。米食を推進することにより、これらの自然を守ることができるのです。
現在、消費者が食する多くの食品に添加物、農薬、その他の化学物質が含まれ、体への影響が懸念されています。私たち「日本米飯管理士協会」は、特別栽培米等の産地での栽培指導などを積極的に行い、安全なお米を適正な価格で消費者にお届け出来る活動を行っています。また近年健康に良いとされ、輸入量、消費量とも増加している雑穀についても、その安全性のチェックと栄養評価が大切です。
このように消費者の健全な生活と健康を考え、米穀製品の生産から販売までのすべての過程において、今後もさまざまな活動を行っていきます。
日本には「米」を通して形づくられた独自の文化が存在します。芸術的ともいえる2本の塗箸とさまざまな地域で生まれた陶器の茶碗。携帯食としてのおにぎり。五穀豊穣を願う各地の祭りなど。私たち「日本米飯管理士協会」は、これらの文化を守り伝承していく活動を行っていきます。
これらの風習や文化は長期に渡る稲作の中から自然発生的に生まれた貴重な文化財産であり、高い文化価値があるものと考えています。
私たち「日本米飯管理士協会」は、消費者や米飯に関連する活動を行う人々に対して、さまざまな米飯関連の講習、セミナーなどを行っていきます。
米飯に関する基礎的な知識だけでなく、米飯普及による環境への好影響、米文化の大切さ、米作地の現状などを訴え、正しい米飯に関連する知識・知恵の普及啓蒙を通じて、米飯や米作への人々の意識や関心を高め、自ら考え、活動出来る環境づくりの一端を担おうと考えています。

 

copyright (c) 2007 komekanri.com. All rights reserved.